難聴の家族とのコミュニケーションツール:拡声器とミニマイク [買って良かったもの]
難聴の家族とのコミュニケーションはのどが痛みます。
よく聞こえないとは言っていたけれど、その程度が実感でわかりづらく、うなづいているなど反応を見ながら、声の大きさを変えるなどで対応していました。
それでも、やはり抜け落ちている部分も…
「何故その時に言ってくれないの」と聞いてみると、「えっ?えっ?と聞き返しばかりになるのが嫌だから…」と言います。
よく聞こえないとは言っていたけれど、その程度が実感でわかりづらく、うなづいているなど反応を見ながら、声の大きさを変えるなどで対応していました。
それでも、やはり抜け落ちている部分も…
「何故その時に言ってくれないの」と聞いてみると、「えっ?えっ?と聞き返しばかりになるのが嫌だから…」と言います。
何年もこんな感じの状態で大声を張り上げていたら、最近は私ののども痛みがひどく、限界です。声を出さなくても、のどがヒリヒリ。
難聴である当の本人も、知らず知らず大声になっていて…のどの痛みがひどく、声を出すのもつらいという、お互いののどにも限界が訪れていたのです。
このままでは、話すという行為自体も楽しめなくなってしまいます。音はもっと大きければ聞こえるとのこと。
ということで、拡声器を購入しました。(スマホやPC対応ではありません。)
良い点
・卓上の小型の拡声器です。
・充電式で、ミニプラグ。
・持ち運びにも軽くて気になりません。
・スイッチを回せば電源が入るので、機械が苦手という高齢者の方にもシンプルです。
・この付属品のヘッドマイク付き。講義やイベントをする時に使うには、軽く頭を締め付けられている感じはなく、使いやすい。
・この付属品のヘッドマイク付き。講義やイベントをする時に使うには、軽く頭を締め付けられている感じはなく、使いやすい。
人によっては…
・スイッチを入れて起動するまで5秒ほどかかるので、気持ちなどが焦っている時は、もどかしいかも。
・マイクの先端のみで集音するので、マイクの角度を常に気を付ける必要あり。
更に、私の場合、家の中で使用し、常に食卓の机の上にあります。日常やご飯を食べたり、飲み物を飲んだりと、口元にマイクがあると邪魔になってしまうことが難点でした。
クリップで胸元につけることができるマイクを探しました。そこで、見つけたのが、ミニマイクです。
このマイクは、上記の拡声器と違って、全指向性マイクで360度の集音してくれます。首元にクリップ止めをすれば、もうマイクの位置を気にする必要もなくなりました。
注意点としては、このマイクは、かなり感度がよい。今まで以上に(1メートル位)でもハウリングしてしまいます。かなり大きい音になることも!
対応策として、透明のプラスチックの引出しに入れ、すこし引出しを開きながら使用するとハウリングだけ消えています。いろいろ試してみる必要があります。
AGPtEK Z02 新型 コンデンサーマイクロホン ミニマイク クリップ iPhone/iPad/Androidなど機器 PC用も可能 3.5mmプラグ 収納ポーチ付属(ブラック)
- 出版社/メーカー: AGPTEK
- メディア: エレクトロニクス
音が聞こえにくいというのは、お互いに気を使います。会話がしたくても、迷惑をかけてしまうからいいやと会話するのを自然に避けてしまうようになってしまいます。
それが度重なると、孤独感を募らせてしまったりと、知らず知らずに、負のスパイラルになってしまいがちです。お互いの喉も気持ちも痛みきってしまうかもしれません!
毎日のことですから、気軽に使えるツールが必要でした。
お互いに何気ない日常会話を楽しむように、またできるようになってよかったと思っています。